“あげしほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上汐62.5%
上潮12.5%
揚汐12.5%
進潮12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで翌十三日、上汐あげしほの時刻を見はからつて船はバッサン・アヴァルへ下つてしまつた。避難者の乘込は、その荷揚がすんでからといふことになつた。
大戦脱出記 (旧字旧仮名) / 野上豊一郎(著)
勿體もつたいないが、ぞく上潮あげしほから引上ひきあげたやうな十錢紙幣じつせんしへい蟇口がまぐち濕々じめ/\して、かね威光ゐくわうより、かびにほひなはつたをりから、當番たうばん幹事かんじけつして剩錢つりせん持出もちださず、會員くわいゐん各自かくじ九九九くうくうくうつぶそろへて
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
はづし給ふとは卑怯ひけふなりと手引袖引萬八樓の棧橋さんばしより家根船に乘込のりこませしが折節揚汐あげしほといひ南風なれば忽ち吾妻橋をも打越え眞乳まつちしづんでこずゑ乘込のりこむ彼端唄かのはうたうたはれたる山谷堀より一同船を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
生理的の血行に心理的の想念等の加はつて夢の成るは、比へて見れば潮頭しほばなといふ進潮あげしほの初、又は退潮ひきしほの初に當つて、やゝもすれば風の之に加はるのに甚だ酷く似て居る。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)