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あげしほ
ふりがな文庫
“あげしほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
上汐
62.5%
上潮
12.5%
揚汐
12.5%
進潮
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上汐
(逆引き)
それで翌十三日、
上汐
(
あげしほ
)
の時刻を見はからつて船はバッサン・アヴァルへ下つてしまつた。避難者の乘込は、その荷揚がすんでからといふことになつた。
大戦脱出記
(旧字旧仮名)
/
野上豊一郎
(著)
あげしほ(上汐)の例文をもっと
(5作品)
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上潮
(逆引き)
勿體
(
もつたい
)
ないが、
俗
(
ぞく
)
に
言
(
い
)
ふ
上潮
(
あげしほ
)
から
引上
(
ひきあ
)
げたやうな
十錢紙幣
(
じつせんしへい
)
が
蟇口
(
がまぐち
)
に
濕々
(
じめ/\
)
して、
金
(
かね
)
の
威光
(
ゐくわう
)
より、
黴
(
かび
)
の
臭
(
にほひ
)
を
放
(
なは
)
つた
折
(
をり
)
から、
當番
(
たうばん
)
の
幹事
(
かんじ
)
は
決
(
けつ
)
して
剩錢
(
つりせん
)
を
持出
(
もちだ
)
さず、
會員
(
くわいゐん
)
は
各自
(
かくじ
)
九九九
(
くうくうくう
)
の
粒
(
つぶ
)
を
揃
(
そろ
)
へて
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
あげしほ(上潮)の例文をもっと
(1作品)
見る
揚汐
(逆引き)
外
(
はづ
)
し給ふとは
卑怯
(
ひけふ
)
なりと手引袖引萬八樓の
棧橋
(
さんばし
)
より家根船に
乘込
(
のりこま
)
せしが折節
揚汐
(
あげしほ
)
といひ南風なれば忽ち吾妻橋をも打越え
眞乳
(
まつち
)
沈
(
しづ
)
んで
梢
(
こずゑ
)
乘込
(
のりこむ
)
と
彼端唄
(
かのはうた
)
に
謠
(
うたは
)
れたる山谷堀より一同船を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
あげしほ(揚汐)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
進潮
(逆引き)
生理的の血行に心理的の想念等の加はつて夢の成るは、比へて見れば
潮頭
(
しほばな
)
といふ
進潮
(
あげしほ
)
の初、又は
退潮
(
ひきしほ
)
の初に當つて、やゝもすれば風の之に加はるのに甚だ酷く似て居る。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
あげしほ(進潮)の例文をもっと
(1作品)
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