“進潮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あげしほ50.0%
でしお50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生理的の血行に心理的の想念等の加はつて夢の成るは、比へて見れば潮頭しほばなといふ進潮あげしほの初、又は退潮ひきしほの初に當つて、やゝもすれば風の之に加はるのに甚だ酷く似て居る。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
とちゅうでったしゃこを焼いて晩めしをすました、六時は過ぎたが進潮でしおまではまだ三時間もあるから、モコウはストーンパインを採集さいしゅうして諸友へのおみやげにしようと森のなかへはいった。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)