“進捗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんちょく93.4%
はかど3.3%
しんちよく1.6%
はか1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして各地の未知の友から受ける懇切な通信によって、如何に私の仕事が鼓舞せられ、かつ進捗しんちょくされたかを表明せねばなりません。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
一方には学校を控えていたから、思うように仕事も進捗はかどらなかった。全く教師をめて、専心労作するとしても、なお一年程はかかる。彼は既に三人の女の児の親である。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
四条の家の改造工事も予定通りに進捗しんちよくした。
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
村人の手で、遺骸は荼毘だびに付した。お骨を捧げて、今日は明日は江戸の道場へ帰ろうと思いながら、大次郎の傷の癒えも進捗はかばかしくないので、二人はまだこうして、この猿の湯に逗留している。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)