“河口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かこう40.0%
かはぐち30.0%
かわぐち25.0%
くち5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまり河流かりゆう上汐あげしほとが河口かこう暫時ざんじたゝかつて、つひ上汐あげしほかちめ、海水かいすいかべきづきながらそれが上流じようりゆうむかつていきほひよく進行しんこうするのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
去年の秋の文部省展覧会に、竹内栖鳳氏の『河口かはぐち』といふ作品を見た時、この美術批評家は一寸その絵の前で立ちどまつたが
大和やまとの方から泉州せんしゅうめぐり、そこに潜伏中の宮和田胤影みやわだたねかげい、大坂にある岩崎長世ながよ、および高山、河口かわぐちらの旧友と会見し、それから京都に出て
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
彼今翼をかの河口くちに向く、そはアケロンテのかたにくだらざるものかしこに集まる習ひなればなり。 一〇三—一〇五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)