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河口
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かわぐち
ふりがな文庫
“
河口
(
かわぐち
)” の例文
大和
(
やまと
)
の方から
泉州
(
せんしゅう
)
を
経
(
へ
)
めぐり、そこに潜伏中の
宮和田胤影
(
みやわだたねかげ
)
を
訪
(
と
)
い、大坂にある岩崎
長世
(
ながよ
)
、および高山、
河口
(
かわぐち
)
らの旧友と会見し、それから京都に出て
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
そこでいよいよ松山虎夫変死事件の
詮議
(
せんぎ
)
がはじまることとなった。帆村探偵は、松山たちの
動静
(
どうせい
)
につき、その夜見ていたままを、
雁金
(
かりがね
)
検事と、
河口
(
かわぐち
)
捜査課長とに説明した。
麻雀殺人事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
私は永代橋を渡る時活動するこの
河口
(
かわぐち
)
の光景に接するやドオデエがセエン河を往復する荷船の生活を描いた
可憐
(
かれん
)
なる
彼
(
か
)
の『ラ・ニベルネエズ』の一小篇を思出すのである。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
命
(
みこと
)
はそのからすがつれて行くとおりに、あとについてお進みになりますと、やがて
大和
(
やまと
)
の
吉野河
(
よしのがわ
)
の
河口
(
かわぐち
)
へお着きになりました。そうするとそこにやなをかけて
魚
(
さかな
)
をとっているものがおりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
船はいつしか狭い堀割の間から
御船手屋敷
(
おふなでやしき
)
の石垣下を
廻
(
めぐ
)
ってひろびろとした
佃
(
つくだ
)
の
河口
(
かわぐち
)
へ出た。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“河口”の解説
河口(かこう、en: estuary, river mouth)とは、河川が海や湖など他の水域へ注ぎ込む地点のこと。
(出典:Wikipedia)
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“河口”で始まる語句
河口慧海
河口湖