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河口
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かはぐち
ふりがな文庫
“
河口
(
かはぐち
)” の例文
去年の秋の文部省展覧会に、竹内栖鳳氏の『
河口
(
かはぐち
)
』といふ作品を見た時、この美術批評家は一寸その絵の前で立ちどまつたが
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
われ不朽の雙兒とともにめぐれる間に、人をしていと
猛
(
あら
)
くならしむる小さき
麥場
(
うちば
)
、山より
河口
(
かはぐち
)
にいたるまで
悉
(
こと/″\
)
く我に現はれき 一五一—一五三
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
この
河口
(
かはぐち
)
は江戸時代から大きな船の碇泊した港で、今日でも東京湾汽船会社の桟橋と、船客の待合所とが設けられ
町中の月
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
「少将の歌われた『
葦垣
(
あしがき
)
』の歌詞を聞きましたか。ひどい人だ。『
河口
(
かはぐち
)
の』(河口の関のあら
垣
(
がき
)
や守れどもいでてわが寝ぬや忍び忍びに)と私は返しに
謡
(
うた
)
いたかった」
源氏物語:33 藤のうら葉
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
河口
(
かはぐち
)
、
街角
(
まちかど
)
、工場の屋根などが寂しい
睡
(
ねむ
)
けに渦卷いて
太陽の子
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
▼ もっと見る
私は
永代橋
(
えいたいばし
)
を渡る時活動する此の
河口
(
かはぐち
)
の光景に接するやドオデヱがセヱン河を往復する荷船の生活を
描
(
ゑが
)
いた可憐なる
彼
(
か
)
の「ラ・ニベルネヱズ」の一小篇を
思出
(
おもひだ
)
すのである
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
油の焔は
河口
(
かはぐち
)
のガス燈のやうに
太陽の子
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
“河口”の解説
河口(かこう、en: estuary, river mouth)とは、河川が海や湖など他の水域へ注ぎ込む地点のこと。
(出典:Wikipedia)
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“河口”で始まる語句
河口慧海
河口湖