“一汐”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひとしお66.7%
ひとしほ33.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“一汐”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
さっと一汐ひとしお田越川たごえがわへ上げて来ると、じゅうと水が染みて、そのにぶつぶつ泡立あわだって、やがて、満々と水を湛える。
海の使者 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
寝返りを打てば、袖のあおりにふっと払われて、やがて次の間と隔ての、襖の際に籠った気勢けはいもと花片はなびらに香が戻って、匂は一処に集ったか、薫が一汐ひとしお高くなった。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
『何だねお前、那麽あんな奴等の対手になつてさ! 九月になれや何処かの学校へ代用教員に遣るツて、阿父様おとうさん言つてるんだから、那麽愚物ばかにや構はずにお置きよ。お前の方が愚物ばかになるぢやないか!』と、険のある眼を一汐ひとしほ険しくしてたしなめる様に言つた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)