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譴
ふりがな文庫
“譴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たしな
37.5%
せ
37.5%
さとし
6.3%
しか
6.3%
せめ
6.3%
や
6.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たしな
(逆引き)
時には孝子自身も、人のゐない處へ忠一を呼んで、手嚴しく
譴
(
たしな
)
めてやることがある。それは孝子にとつても或る滿足であつた。
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
譴(たしな)の例文をもっと
(6作品)
見る
せ
(逆引き)
友は我を
拉
(
ひ
)
いて
市長
(
ボデスタ
)
の許に至りぬ。市長とロオザとは
戲言
(
ざれごと
)
まじりに我無情を
譴
(
せ
)
め、おとなしきマリアは局外に立ちて主客の爭をまもり居たり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
譴(せ)の例文をもっと
(6作品)
見る
さとし
(逆引き)
私と
王命婦
(
おうみょうぶ
)
以外にこの秘密をうかがい知った者はございません。その隠れた事実のために恐ろしい天の
譴
(
さとし
)
がしきりにあるのでございます。
源氏物語:19 薄雲
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
譴(さとし)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
しか
(逆引き)
「へい。ですが、こないだ
腫
(
むく
)
んでた皮を赤剥けにして、親方に
譴
(
しか
)
られましたもの……」と渋くったが、見ると、お上さんは目を真赤に泣き
腫
(
は
)
らしているので、小僧は何と思ったか
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
譴(しか)の例文をもっと
(1作品)
見る
せめ
(逆引き)
我子の
乱行
(
らんぎょう
)
のために
譴
(
せめ
)
を受けた抽斎が、その乱行を助長した良三の身の上を引き受けて、家におらせたのは、余りに寛大に過ぎるようであるが、これは才を愛する情が深いからの事であったらしい。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
譴(せめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
や
(逆引き)
ところで汽車が発つと何うにも胸が収まらない。
例
(
いつも
)
よりは少し
小
(
こ
)
つ
酷
(
ぴど
)
く
譴
(
や
)
られたのでな。
道
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
譴(や)の例文をもっと
(1作品)
見る
譴
漢検1級
部首:⾔
21画
“譴”を含む語句
天譴
譴責
御譴責
厳譴
因冒譴責坐北遷
御譴
朝譴
譴怒
譴蒙
譴誨
譴責状
“譴”のふりがなが多い著者
小栗風葉
石川啄木
南方熊楠
森鴎外
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
紫式部