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粟稈
ふりがな文庫
“粟稈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あわがら
50.0%
アハガラ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あわがら
(逆引き)
磚は造做もなく除けてしまった。窓へ手を掛けて押すとなんの抗抵もなく開く。その時がさがさと云う音がしたそうだ。小川君がそっと中を覗いて見ると、
粟稈
(
あわがら
)
が一ぱいに散らばっている。
鼠坂
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
あの裂けた紅唐紙の切れのぶら下っている下は、一面の
粟稈
(
あわがら
)
だ。その上に長い髪をうねらせて、
浅葱色
(
あさぎいろ
)
の着物の前が開いて、鼠色によごれた肌着が
皺
(
しわ
)
くちゃになって、あいつが仰向けに寝ていやがる。
鼠坂
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
粟稈(あわがら)の例文をもっと
(1作品)
見る
アハガラ
(逆引き)
常世の
中路
(
ナカミチ
)
は、時間勘定のうちには這入つて居ない。目を塞いだ間に行き尽すことが出来るのも、其為である。
粟稈
(
アハガラ
)
の謂はゞ一弾みにも、行き着かれる。
妣が国へ・常世へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
粟稈(アハガラ)の例文をもっと
(1作品)
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粟
漢検準1級
部首:⽶
12画
稈
漢検1級
部首:⽲
12画
“粟”で始まる語句
粟
粟田口
粟粒
粟立
粟津
粟餅
粟田
粟飯
粟生
粟野
“粟稈”のふりがなが多い著者
森鴎外
折口信夫