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『首が落ちた話』
ふりがな文庫
『
首が落ちた話
(
くびがおちたはなし
)
』
何小二は軍刀を抛り出すと、夢中で馬の頸にしがみついた。確かに頸を斬られたと思う——いや、これはしがみついた後で、そう思ったのかも知れない。ただ、何か頸へずんと音を立てて、はいったと思う——それと同時に、しがみついたのである。すると馬も創を受 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新潮」1918(大正7)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
修
(
おさま
)
可
(
べか
)
戦
(
たたかい
)
厳
(
いかめ
)
屯
(
とん
)
明
(
あかる
)
極
(
ごく
)
虐
(
さいな
)
行方
(
ゆくて
)
関
(
かかわ
)
但
(
ただし
)
嗄
(
しゃが
)
後
(
うしろ
)
眩
(
まばゆ
)
臭
(
におい
)
街
(
がい
)
語
(
ごと
)
高粱
(
こうりょう
)
一層
(
いっそ
)
了
(
おわ
)
傷
(
きずつ
)
償
(
つぐの
)
再
(
ふたたび
)
卓子
(
テエブル
)
唐突
(
とうとつ
)
室
(
しつ
)
後
(
のち
)
忙
(
いそが
)
掃
(
はら
)
日
(
にち
)
某甲
(
ぼうこう
)
焦
(
こ
)
珈琲
(
コオヒイ
)
瓶
(
かめ
)
疼
(
いた
)
綴
(
と
)
跳
(
おど
)
転
(
まろ
)
顕
(
あらわ
)
一時
(
いっとき
)
丈
(
たけ
)
中
(
うち
)
偵察
(
ていさつ
)
兇器
(
きょうき
)
冴
(
さ
)
凱旋
(
がいせん
)
刎
(
は
)
創
(
きず
)
北京
(
ペキン
)
吊
(
つ
)
呆
(
あき
)
呻吟
(
しんぎん
)
咄嗟
(
とっさ
)
唸
(
うな
)
喉
(
のど
)
喚
(
わめ
)
嘶
(
いなな
)
塊
(
かたまり
)
大方
(
おおかた
)
好
(
い
)
媾
(
こう
)
容子
(
ようす
)
小二
(
しょうじ
)
屡々
(
しばしば
)
川楊
(
かわやなぎ
)
平首
(
ひらくび
)
床上
(
しょうじょう
)
廚房
(
ちゅうぼう
)
後
(
あと
)
忽
(
たちま
)
悪口
(
あっこう
)
成程
(
なるほど
)
打
(
ぶ
)
抛
(
ほう
)
持崩
(
もちくず
)
捉
(
とら
)
捏造
(
ねつぞう
)
掲
(
かか
)
掴
(
つか
)
支那
(
しな
)
斜
(
ななめ
)
日清
(
にっしん
)
晴々
(
はればれ
)
暇
(
いとま
)
梢
(
こずえ
)
横
(
よこた
)
欛
(
つか
)
正気
(
しょうき
)
洒脱
(
しゃだつ
)
清国
(
しんこく
)
漸
(
ようや
)
灝気
(
こうき
)
焚
(
た
)
燈夜
(
とうや
)
眸底
(
ぼうてい
)
稽古
(
けいこ
)
竈
(
かまど
)
竜燈
(
りゅうとう
)
紗
(
しゃ
)
素足
(
すあし
)