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某甲
ふりがな文庫
“某甲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なにがし
80.0%
ぼうこう
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにがし
(逆引き)
話を仕て呉れた人の友達に
某甲
(
なにがし
)
といふ男があつた。其男は極めて普通人型の出来の好い方で、晩学では有つたが大学も二年生まで漕ぎ付けた。
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
学師、孫景夏先生の言に、その邑のうちの
某甲
(
なにがし
)
なるもの、流寇の乱に値ひて殺され、首は墜ちて胸前にかゝりぬ。
『聊斎志異』より
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
某甲(なにがし)の例文をもっと
(4作品)
見る
ぼうこう
(逆引き)
但
(
ただし
)
、当局はその真相を疑い、目下犯人厳探中の由なれども、
諸城
(
しょじょう
)
の
某甲
(
ぼうこう
)
が首の落ちたる事は、載せて
聊斎志異
(
りょうさいしい
)
にもあれば、
該
(
がい
)
何小二の如きも、その事なしとは云う
可
(
べか
)
らざるか。云々。
首が落ちた話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
某甲(ぼうこう)の例文をもっと
(1作品)
見る
某
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
“某”で始まる語句
某
某日
某夜
某所
某氏
某時
某町
某寺
某々
某国
“某甲”のふりがなが多い著者
幸田露伴
蒲原有明
芥川竜之介