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某寺
ふりがな文庫
“某寺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なにがしでら
42.9%
なにがしじ
28.6%
あるてら
14.3%
ぼうじ
14.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにがしでら
(逆引き)
「私は房州
某寺
(
なにがしでら
)
の住職でござるが、先生の
御作
(
ごさく
)
を戴いて、永く寺宝として
後
(
のち
)
に伝へたいものだと存じますので。」と
所禿
(
ところはげ
)
のある頭を
鄭寧
(
ていねい
)
に下げた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
某寺(なにがしでら)の例文をもっと
(3作品)
見る
なにがしじ
(逆引き)
山田
守
(
も
)
る僧都の身こそ……何とやら……秋はてぬれば、とう人もなし、とんと、私の身の上でありますが、
案山子
(
かかし
)
同様の鹿おどし、……たしか一度、京都、嵯峨の
某寺
(
なにがしじ
)
の奥庭で
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
某寺(なにがしじ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あるてら
(逆引き)
保土
(
ほど
)
ヶ
谷
(
や
)
の
某寺
(
あるてら
)
の僧侶が写真を撮る必要があって、横浜へ往って写真屋へ入り、レンズの前へ立っていると、写真師は機械に故障が出来たからと云って撮影を中止した。
レンズに現われた女の姿
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
某寺(あるてら)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ぼうじ
(逆引き)
春琴、ほんとうの名は
鵙屋琴
(
もずやこと
)
、大阪
道修町
(
どしょうまち
)
の薬種商の生れで
歿年
(
ぼつねん
)
は明治十九年十月十四日、墓は市内下寺町の
浄土宗
(
じょうどしゅう
)
の
某寺
(
ぼうじ
)
にある。
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
某寺(ぼうじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
某
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
“某”で始まる語句
某
某日
某夜
某氏
某所
某時
某町
某甲
某々
某国
“某寺”のふりがなが多い著者
幸田露伴
谷崎潤一郎
薄田泣菫
泉鏡花
田中貢太郎