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某寺
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なにがしじ
ふりがな文庫
“
某寺
(
なにがしじ
)” の例文
山田
守
(
も
)
る僧都の身こそ……何とやら……秋はてぬれば、とう人もなし、とんと、私の身の上でありますが、
案山子
(
かかし
)
同様の鹿おどし、……たしか一度、京都、嵯峨の
某寺
(
なにがしじ
)
の奥庭で
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
など遣ったものだが、あえてこれは
冷評
(
ひやか
)
したのではない。その証拠には、小松原と一足
違
(
ちがい
)
に内を出て、
女子
(
おんな
)
扇と御経料を帯に挟んで、じりじりと蝉の鳴く路を、
某寺
(
なにがしじ
)
へ。供養のため——
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
某
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
“某”で始まる語句
某
某日
某夜
某氏
某所
某時
某町
某甲
某々
某国