“浄土宗”の読み方と例文
旧字:淨土宗
読み方割合
じょうどしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春琴、ほんとうの名は鵙屋琴もずやこと、大阪道修町どしょうまちの薬種商の生れで歿年ぼつねんは明治十九年十月十四日、墓は市内下寺町の浄土宗じょうどしゅう某寺ぼうじにある。
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
なおまた伝吉の墓のある笹山村の慈照寺じしょうじ浄土宗じょうどしゅう)は「孝子伝吉物語」と云う木版の小冊子しょうさっしわかっている。この「伝吉物語」によれば伝吉は何もした訣ではない。
伝吉の敵打ち (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
浄土宗じょうどしゅう関東十八檀林中だんりんちゅうの随一を誇るだけあって、広大壮麗言うばかりない大伽藍だいがらんです。