“聊斎志異”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうさいしい92.3%
れうさいしい7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宋朝以来南支那に盛んな五通神は、家畜の精が丈夫に化けてにわかに人家に押し入り、美婦を強辱するのだ(『聊斎志異りょうさいしい』四)。
剪燈新話せんとうしんわ聊斎志異りょうさいしいがひろく読まれている国だから、こういう想像説も生れて来そうなことさ。相手がいよいよ幽霊ときまれば、どうにも仕様がない。
女侠伝 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
聊斎志異れうさいしい剪燈新話せんとうしんわと共に、支那小説中、鬼狐きこを説いて、寒燈為に青からんとする妙を極めたるは、あまねく人の知る所なるべし。
崑崙外史こんろんぐわいしの題詞に、「董狐豈独人倫鑒とうこあにひとりじんりんのかんならんや」と云へる、また這般しやはんの消息を洩らせるものに非ずして何ぞや。西班牙スペインにゴヤの Los Caprichos あり。支那に留仙りうせん聊斎志異れうさいしいあり。