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洽
ふりがな文庫
“洽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あまね
71.4%
あま
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまね
(逆引き)
聊斎志異
(
れうさいしい
)
が
剪燈新話
(
せんとうしんわ
)
と共に、支那小説中、
鬼狐
(
きこ
)
を説いて、寒燈為に青からんとする妙を極めたるは、
洽
(
あまね
)
く人の知る所なるべし。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
親
(
しん
)
を
洽
(
あまね
)
くし衆を和するも、
恒
(
つね
)
に
斯
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
てし、
禍
(
わざわい
)
を造り
敗
(
はい
)
をおこすも、
恒
(
つね
)
に
斯
(
ここ
)
に於てす、其
悪
(
あく
)
に懲り、以て善に
趨
(
はし
)
り、其儀を
慎
(
つつし
)
むを
尚
(
たっと
)
ぶ、といえり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
洽(あまね)の例文をもっと
(15作品)
見る
あま
(逆引き)
如何となれば世間往々旧時の教育法に恋々する者あるをもって、新教育の未だ
洽
(
あま
)
ねからざるを知るべければなり。
政事と教育と分離すべし
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
虹の松原に
因
(
ちな
)
んで名を
虹汀
(
こうてい
)
と改め、八景を選んで筆紙を
展
(
の
)
べ、自ら版に起して
洽
(
あま
)
ねく
江湖
(
こうこ
)
に
頒
(
わか
)
たん事を
念
(
おも
)
へり。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
洽(あま)の例文をもっと
(6作品)
見る
洽
漢検1級
部首:⽔
9画
“洽”を含む語句
洽博
乾地普洽
博洽
和洽
接洽
洽識
溥洽
澆洽
率土充洽
鄭洽
“洽”のふりがなが多い著者
内田魯庵
幸田露伴
福沢諭吉
泉鏡太郎
夏目漱石
石川啄木
芥川竜之介
泉鏡花
吉川英治
森鴎外