“鬼狐”の読み方と例文
読み方割合
きこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聊斎志異(れうさいしい)が剪燈新話(せんとうしんわ)と共に、支那小説中、鬼狐(きこ)を説いて、寒燈為に青からんとする妙を極めたるは、洽(あまね)く人の知る所なるべし。
不思議な記憶の花模様を全身に繍(ぬ)ひ鋳(い)りつけてくると人は鬼狐(きこ)の如くこの感覚一点に繋がれて、又昨日の魚を思ひ、犒(ねぎら)ひ、たわみ、迷うて、再び河海を遊弋(ゆうよく)するやうになる。
魚美人 (新字旧仮名) / 佐藤惣之助(著)