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鬼狐
ふりがな文庫
“鬼狐”の読み方と例文
読み方
割合
きこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きこ
(逆引き)
聊斎志異
(
れうさいしい
)
が
剪燈新話
(
せんとうしんわ
)
と共に、支那小説中、
鬼狐
(
きこ
)
を説いて、寒燈為に青からんとする妙を極めたるは、
洽
(
あまね
)
く人の知る所なるべし。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
不思議な記憶の花模様を全身に
繍
(
ぬ
)
ひ
鋳
(
い
)
りつけてくると人は
鬼狐
(
きこ
)
の如くこの感覚一点に繋がれて、又昨日の魚を思ひ、
犒
(
ねぎら
)
ひ、たわみ、迷うて、再び河海を
遊弋
(
ゆうよく
)
するやうになる。
魚美人
(新字旧仮名)
/
佐藤惣之助
(著)
鬼狐(きこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
狐
漢検準1級
部首:⽝
9画
“鬼”で始まる語句
鬼
鬼神
鬼魅
鬼子母神
鬼火
鬼灯
鬼門
鬼瓦
鬼婆
鬼気
“鬼狐”のふりがなが多い著者
佐藤惣之助
芥川竜之介