トップ
>
鬼狐
>
きこ
ふりがな文庫
“
鬼狐
(
きこ
)” の例文
聊斎志異
(
れうさいしい
)
が
剪燈新話
(
せんとうしんわ
)
と共に、支那小説中、
鬼狐
(
きこ
)
を説いて、寒燈為に青からんとする妙を極めたるは、
洽
(
あまね
)
く人の知る所なるべし。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
不思議な記憶の花模様を全身に
繍
(
ぬ
)
ひ
鋳
(
い
)
りつけてくると人は
鬼狐
(
きこ
)
の如くこの感覚一点に繋がれて、又昨日の魚を思ひ、
犒
(
ねぎら
)
ひ、たわみ、迷うて、再び河海を
遊弋
(
ゆうよく
)
するやうになる。
魚美人
(新字旧仮名)
/
佐藤惣之助
(著)
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
狐
漢検準1級
部首:⽝
9画
“鬼”で始まる語句
鬼
鬼神
鬼魅
鬼子母神
鬼火
鬼灯
鬼門
鬼瓦
鬼婆
鬼気