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遊弋
ふりがな文庫
“遊弋”の読み方と例文
読み方
割合
ゆうよく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうよく
(逆引き)
なおまた、
播磨
(
はりま
)
、
摂津
(
せっつ
)
の海上には、七百余
艘
(
そう
)
の兵船を
遊弋
(
ゆうよく
)
させ、後詰の兵や糧食を、なおも続々陸上に押し揚げようと計っておりまする。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もしこの船が鯨と同じ方向に、その中に挟まれて鯨の行く通りに
遊弋
(
ゆうよく
)
することができたら、なお一層の愉快だと感ぜしめずにはおきません。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
何しろ魚といふ奴は冷い、驚き易い、逃げ易い、そして人外境にあつて千尋の海を
遊弋
(
ゆうよく
)
してゐる。人間の感情感覚では計り知れるものではない。
魚美人
(新字旧仮名)
/
佐藤惣之助
(著)
遊弋(ゆうよく)の例文をもっと
(24作品)
見る
“遊弋”の意味
《名詞》
遊弋(ゆうよく)
船があちこちに動きまわること。
転じて、物や人が自由に動き回ること。
(出典:Wiktionary)
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
弋
漢検1級
部首:⼷
3画
“遊”で始まる語句
遊
遊蕩
遊山
遊女
遊戯
遊廓
遊行
遊説
遊惰
遊人
“遊弋”のふりがなが多い著者
佐藤惣之助
杉山萠円
ワシントン・アーヴィング
牧逸馬
中里介山
吉川英治
有島武郎
夢野久作
江戸川乱歩
夏目漱石