“きこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キコ
語句割合
63.7%
10.6%
騎虎9.5%
旗鼓5.9%
木樵3.3%
着込1.5%
1.1%
奇古0.7%
旗皷0.7%
鬼狐0.7%
木伐0.4%
0.4%
希古0.4%
睎古0.4%
綺戸0.4%
0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小波の上を吹く風の音さええそうに静かな海だった。夜になると、この辺の船は、洋灯をつけていたが、いまもそうなのだろうか。
田舎がえり (新字新仮名) / 林芙美子(著)
今朝けた佐倉炭は白くなって、薩摩五徳けた鉄瓶がほとんどめている。炭取はだ。手をいたがちょっと台所までえない。
文鳥 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「前途の多難は今宵ばかりでない。どこまでも大事を取って進まねばならぬ。騎虎の勇にはやって、二つとない身を傷つけたら何といたす」
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
の千載一遇の好機会に当り、同胞にしてし悠久の光栄を計らず、らに一時の旗鼓の勝利と浮薄なる外人の称讃に幻惑するが如き挙に出でしめば
渋民村より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
第四日は五色温泉を経ての峡谷を探り、もし行けたらば八幡平までも見届けて、木樵りの小屋にでもめてうか、まで出て来て泊まる。
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
乱箱んであった着物を無造作に引摺出して、上着だけ引剥いで着込んだ証拠に、襦袢も羽織もって、坐蒲団まで散々のしだらなさ。
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
皺嗄れた聴取れないで、ふのが何處ともなくえた。はずくしてけた。
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
もう一人は、黄色い法衣を着て、耳に小さな青銅の環をさげた、一見、象貌奇古沙門である。
酒虫 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
例によって寝てからの枕の上にも、疑いと打消しとが旗皷相下らず闘って、明日の天気はと問れた父の詞に、縁結びで御在ますかと答えて、もう夢か寝附の早い男じゃと笑われ
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
不思議な記憶の花模様を全身にりつけてくると人は鬼狐の如くこの感覚一点に繋がれて、又昨日の魚を思ひ、ひ、たわみ、迷うて、再び河海を遊弋するやうになる。
魚美人 (新字旧仮名) / 佐藤惣之助(著)
猟師や木伐り以上に鳥獣や樹木の保存に関心をもち、もしその一部が焼けでもしたら、わたしがあやまって焼いた場合でさえも
多くのわたしの町の人——朝まだきにボストンにむかう農夫や仕事に出かける木伐り——はわたしがこの仕事から帰ってくるのに出会った。
中村・沢目・蘆谷村と云ふは、岩木山のにして田畑も多からねば、炭を焼き薪をりて、活計の一助となす。此里に九助といふ者あり。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その後も天城山にり、又は宮木をきなどに入った者がおりおりこの女を見かけることがあった。いつも十七八の顔形で、身には木の葉などをり合わせた珍しい衣服をうていた。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
方孝孺は如何なる人ぞや。孝孺希直、一字は希古寧海の人。父克勤済寧知府たり。治を為すに徳をとし、心をめて民のにす。田野き、学校を興し、勤倹身を持し、敦厚人を待つ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
李唐睎古といい、かつては書院の巨匠朱鋭とか李辿などと並び称されたほどな画人であった。
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
を開き 綺戸に当る。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
どうも可訝しい、絵が上手になりますように、踊が、浄瑠璃が、裁縫が、だとよくえるけれども、小説は、に何とか祈念のしようがありそうに思われる。作者だってそう思う。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)