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敦厚
ふりがな文庫
“敦厚”の読み方と例文
読み方
割合
とんこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とんこう
(逆引き)
しかも巍の誠を尽し志を致す、其意と其
言
(
げん
)
と、忠孝
敦厚
(
とんこう
)
の人たるに
負
(
そむ
)
かず。数百歳の後、
猶
(
なお
)
読む者をして
愴然
(
そうぜん
)
として感ずるあらしむ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
日本の
辺鄙
(
へんぴ
)
福岡地方の能楽を率いて洋風滔々の激流に対抗し、毅然としてこの国粋芸術を
恪守
(
かくしゅ
)
し、敬神
敦厚
(
とんこう
)
の美風を支持したのは翁一人の功績であった。
梅津只円翁伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
……
睡鳳
(
ずいほう
)
にして眼底に
白光
(
びゃっこう
)
あるは
遇変不眊
(
ぐうへんふぼう
)
といって万人に一人というめずらしい眼相。……天庭に清色あって、地府に
敦厚
(
とんこう
)
の気促がある。これこそは、
稀有
(
けう
)
の異才。
顎十郎捕物帳:01 捨公方
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
敦厚(とんこう)の例文をもっと
(9作品)
見る
“敦厚”の意味
《名詞》
敦厚(とんこう)
正直で人情に厚いこと。
(出典:Wiktionary)
敦
漢検準1級
部首:⽁
12画
厚
常用漢字
小5
部首:⼚
9画
“敦”で始まる語句
敦賀
敦盛
敦圉
敦
敦忠
敦仁
敦子
敦賀津
敦睦
敦煌
“敦厚”のふりがなが多い著者
穂積陳重
野村長一
恩地孝四郎
野村あらえびす
杉山萠円
新渡戸稲造
柳宗悦
幸田露伴
木暮理太郎
久生十蘭