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乱箱
ふりがな文庫
“乱箱”の読み方と例文
旧字:
亂箱
読み方
割合
みだればこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みだればこ
(逆引き)
女中は矢田の洋服を入れた
乱箱
(
みだればこ
)
を片隅に運び、「今夜はどこもふさがっておりますから、お狭いでしょうけれど、ここで、どうぞ。」
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
洋服に着更へて、時計や巻烟草いれを
乱箱
(
みだればこ
)
から取つて、ポツケツトに入れてゐた博士は、細君の方を顧みて、かう云つた。
魔睡
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
とお菊は
直
(
すぐ
)
に
乱箱
(
みだればこ
)
の中に入って居ります黄八丈の
袷小袖
(
あわせこそで
)
を出して着換させる、
褥
(
しとね
)
が出る、烟草盆が出ます。松蔭大藏は自分の居間へ坐りました。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
乱箱(みだればこ)の例文をもっと
(5作品)
見る
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
箱
常用漢字
小3
部首:⽵
15画
“乱”で始まる語句
乱
乱暴
乱波
乱麻
乱杭
乱箭
乱杭歯
乱髪
乱暴者
乱次
“乱箱”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
夏目漱石
森鴎外
永井荷風
泉鏡花