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乱杭歯
ふりがな文庫
“乱杭歯”の読み方と例文
旧字:
亂杭齒
読み方
割合
らんぐいば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんぐいば
(逆引き)
みると、
黒衣
(
こくい
)
の
妖婆
(
ようば
)
。——晴季の
切
(
き
)
ッ先を
跳
(
と
)
びのくが早いか、
乱杭歯
(
らんぐいば
)
の口を、カッと開いて、ピラピラピラピラ! と目にもとまらぬ
針
(
はり
)
をふいた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
眇
(
すがめ
)
を光らせて、
周囲
(
まわり
)
の人々を見た。苦笑とも
欠伸
(
あくび
)
ともつかず、口をあけた。煙草で染まった大きな
乱杭歯
(
らんぐいば
)
が見える。
釘抜藤吉捕物覚書:11 影人形
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
追従笑
(
ついしょうわら
)
いの大口を開くと歯茎が鼻の上まで
開
(
はだ
)
けて、
鉄漿
(
おはぐろ
)
の
兀
(
は
)
げた
乱杭歯
(
らんぐいば
)
の間から
咽喉
(
のど
)
が見える。
怯
(
おび
)
えたもんですぜ。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
乱杭歯(らんぐいば)の例文をもっと
(14作品)
見る
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
杭
漢検準1級
部首:⽊
8画
歯
常用漢字
小3
部首:⽌
12画
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乱杭石
乱杭際
乱杭逆茂木
乱杭逆茂木幔幕
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乱杙歯
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小島烏水
中島敦
谷崎潤一郎
吉川英治
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江戸川乱歩
国枝史郎
山本周五郎
泉鏡花