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亂箱
ふりがな文庫
“亂箱”の読み方と例文
新字:
乱箱
読み方
割合
みだればこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みだればこ
(逆引き)
此時
(
このとき
)
、われに
返
(
かへ
)
る
心
(
こゝろ
)
、しかも
湯氣
(
ゆげ
)
の
裡
(
うち
)
に
恍惚
(
くわうこつ
)
として、
彼處
(
かしこ
)
に
鼈甲
(
べつかふ
)
の
櫛
(
くし
)
笄
(
かうがい
)
の
行方
(
ゆくへ
)
も
覺
(
おぼ
)
えず、
此處
(
こゝ
)
に
亂箱
(
みだればこ
)
の
緋縮緬
(
ひぢりめん
)
、
我
(
わ
)
が
手
(
て
)
にさへ
袖
(
そで
)
をこぼれて
亂
(
みだ
)
れたり。
面
(
おもて
)
、
色
(
いろ
)
染
(
そま
)
んぬ。
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
亂箱(みだればこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
亂
部首:⼄
13画
箱
常用漢字
小3
部首:⽵
15画
“亂”で始まる語句
亂
亂暴
亂雜
亂心
亂舞
亂倫
亂脈
亂打
亂橋
亂杭
“亂箱”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花