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乱次
ふりがな文庫
“乱次”のいろいろな読み方と例文
旧字:
亂次
読み方
割合
だらし
58.3%
しどけ
16.7%
しだら
8.3%
しどな
8.3%
しどろ
8.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だらし
(逆引き)
その疲れた、ぐったりした餅のように
乱次
(
だらし
)
のないからだは、まるで柔らかく居睡りするたびごとに、全体を少しずつ動かしていた。
或る少女の死まで
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
乱次(だらし)の例文をもっと
(7作品)
見る
しどけ
(逆引き)
秋草を銀で
刺繍
(
ぬいとり
)
して、ちらちらと
黄金
(
きん
)
の露を置いた、薄いお太鼓をがっくりとゆるくして、
羅
(
うすもの
)
の裾を敷いて、
乱次
(
しどけ
)
なさったら無い風で、美しい
足袋跣足
(
たびはだし
)
で、そのままスッと、あの別荘の縁を下りて
浮舟
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
乱次(しどけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
しだら
(逆引き)
花崗
(
かこう
)
の山に上りつけた人は、一枚岩の、
兀々
(
ごつごつ
)
とした石山を想像するであろうが、常念岳は大天井岳と同じく、石片の
乱次
(
しだら
)
なき堆積である、幾百千枚も積んで、上へ行くだけ
痩削
(
そうさく
)
して来る
奥常念岳の絶巓に立つ記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
乱次(しだら)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
しどな
(逆引き)
込合へる人々の
面
(
おもて
)
は皆赤うなりて、
白粉
(
おしろい
)
の
薄剥
(
うすは
)
げたるあり、髪の
解
(
ほつ
)
れたるあり、
衣
(
きぬ
)
の
乱次
(
しどな
)
く
着頽
(
きくづ
)
れたるあり。女は
粧
(
よそほ
)
ひ飾りたれば、取乱したるが
特
(
こと
)
に著るく見ゆるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
乱次(しどな)の例文をもっと
(1作品)
見る
しどろ
(逆引き)
況
(
いわん
)
や不整方程式には、頭も
乱次
(
しどろ
)
になり、無理方程式を無理に
強付
(
しいつ
)
けられては、げんなりして、便所へ立ってホッと一息
吐
(
つ
)
く。代数も分らなかったが
幾何
(
きか
)
や三角術は尚分らなかった。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
乱次(しどろ)の例文をもっと
(1作品)
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乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
次
常用漢字
小3
部首:⽋
6画
“乱次”で始まる語句
乱次無
検索の候補
不乱次
乱次無
“乱次”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
二葉亭四迷
小島烏水
徳田秋声
アントン・チェーホフ
モーリス・ルヴェル
室生犀星
北原白秋
泉鏡花