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鬼魅
ふりがな文庫
“鬼魅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きみ
97.9%
きび
2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きみ
(逆引き)
と、その拍子に女はコートの右の
袖
(
そで
)
に男の手が
触
(
さわ
)
ったように思った。で、
鬼魅
(
きみ
)
悪そうに体を左に
反
(
そ
)
らしながら足早に歩いて往った。
水魔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
鶴生
(
つりう
)
(福島県西白河郡西郷村大字)の奥なる
高助
(
たかすけ
)
と云ふ所の山にては
炭竈
(
すみがま
)
に宿する者、時としては
鬼魅
(
きみ
)
の怪を聴くことあり。其怪を
伐木坊
(
きりきぼう
)
又は
小豆磨
(
あずきとぎ
)
と謂ふ。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
鬼魅(きみ)の例文をもっと
(46作品)
見る
きび
(逆引き)
竹間
(
ちくかん
)
の
梅棕
(
ばいそう
)
森然
(
しんぜん
)
として
鬼魅
(
きび
)
の
離立笑髩
(
りりつしょうひん
)
の
状
(
じょう
)
のごとし。二三子
相顧
(
あいかえり
)
み、
魄
(
はく
)
動いて
寝
(
いぬ
)
るを得ず。
遅明
(
ちめい
)
皆去る
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
鬼魅(きび)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鬼魅”の意味
《名詞》
きみ 【鬼 魅】
幽霊や妖怪、化け物等。
(出典:Wiktionary)
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
魅
常用漢字
中学
部首:⿁
15画
“鬼”で始まる語句
鬼
鬼神
鬼子母神
鬼火
鬼灯
鬼門
鬼瓦
鬼婆
鬼気
鬼界
検索の候補
無鬼魅
妖魅鬼神
“鬼魅”のふりがなが多い著者
田中貢太郎
泉鏡太郎
柳田国男
久生十蘭
夏目漱石
泉鏡花