“きび”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キビ
語句割合
25.2%
19.3%
10.7%
9.0%
気味8.3%
驥尾7.6%
機微6.2%
4.5%
吉備3.8%
苛酷0.7%
0.7%
己未0.3%
癸未0.3%
厳励0.3%
0.3%
機尾0.3%
羈縻0.3%
0.3%
覊縻0.3%
酷烈0.3%
高粱0.3%
鬼魅0.3%
黄薇0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ犯罪の追及という点がみなし過ぎるように思える。私のものは捕物張としてはのんき過ぎるといわれるかもしれないが……。
平次と生きた二十七年 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
その中に胡麻や竹やいろいろあったが、豆はどうであったか、もう一度よく読み直してみなければ見落したかもしれない。
ピタゴラスと豆 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
娘を亡くして気を落としたりしたあげく、残暑のしい中の野天で、強い仕事をしたりして暮らしていてはさぞ大変なことだろう。
あねえでけ、つてあつちへつてからにしろ」勘次性急しくおつぎをめた。おつぎは仕方なくくのもはずにした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
天井を仰向いて視ると、彼方此方の雨漏りのしたようなが化物めいた模様になって浮出していて、何だか気味の悪いような部屋だ。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
伯夷叔齊なりとも、(七三)夫子益〻はれ、顏淵篤學なりとも、(七四)驥尾して益〻はる。
東風君は真面目で「新体詩は俳句と違ってそう急には出来ません。しかし出来た暁にはもう少し生霊機微に触れた妙音が出ます」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
千一夜譚』に海商シンドバッド一友と樹に上り宿すると夜中大蛇来てその友を肩からみおわりしく樹幹をうて腹中の人の骨砕くる音が聞えたと出で
吉備中山——美作にある——よ。それがのひきまはしにしてゐる、細谷川んでえることよ。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
母にれ抜いた自分は、常から父をっていた。けれども、本当の底を割って見ると、柔和しい母の方が、苛酷しい父よりはかえってかった。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
百姓は蜀麦のようなものが常食であり、の皮の干したのなぞがせいぜい子供のぶ菓子で、今はそんな時勢から見ると、これでもよほど有難い方だと
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
安政六年己未 五月、江戸に檻送せらる。七月、江戸伝馬町の獄に下る。十月二十日、永訣書を作る。二十六日、『留魂録』成る。二十七日、刑にく。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
かつ交際の事及び尋常の風説は抜答非亜瓜哇島の府名なり。元和五年己未和蘭の人全島を奪い、闍瓦剌城を改め抜答非亜という)の総督より告奉るを以て
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
壽阿彌の假名文は海録に讓つてに寫さない。末に「文政六年癸未四月眞志屋五郎作新發意壽阿彌陀佛」と署して、邦字の華押がしてある。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
臺石に長島氏とり、上に四人の法諡が並記してある。二人は女子、二人は小兒である。「馨譽慧光大※、文政六年癸未十月二十七日」は別本に十二代五郎兵衞※、實は叔母と註してある。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
それで父の意も解け、顔色も和らぐことかと思ったのは間違いで、父は恐ろしく厳励しい声で、私に怒鳴りつけて来ました。
「おい、僕はいつも女の首ってぼのはこのもなく美妙なぼのと考えるね。」
「耳をましてごらん。エンジンの音がきこえるだろう。ロケットの機尾から、瓦斯を出している音もするだろう」
遊星植民説 (新字新仮名) / 海野十三(著)
西暦八世紀の初頃から、石國を始め其附近の諸胡國は、或時は唐に或時は大食に、國威の盛なる方に羈縻される姿となつた。
紙の歴史 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)
「義雄の追求の仕方があまりしかったんだろうッて、俺は台湾の方に居てお秋(の名)と二人でそのをしていたよ——」
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
而して往々報恩感謝等の美名の下に先進者の意志を束縛して顧みず甚だ奇怪なり。文事に覊縻なし文壇もと悠々自適の天地たるべきなり。然るに猶此の煩累あるを免れず。悲しまざるべけんや。
偏奇館漫録 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
『いや、もう屋外は寒いの寒くないのツて、手も何もんで了ふ——今夜のやうに酷烈しいことは今歳になつて始めてだ。どうだ、君、是通りだ。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
「満州なんかだめだよ、酒は高粱の酒で、うものは、か犬かしかないと云うじゃねえか、だめだよ、魚軒生一本でなくちゃ」
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
竹間梅棕森然として鬼魅離立笑髩のごとし。二三子相顧み、動いてるを得ず。遅明皆去る
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
荏土黄薇との間に取り替されたからであらう。わたくしは此書をさんに借りて、多少の価値ありと認むべき数条を抄出する。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)