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きびし
ふりがな文庫
“きびし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
厳
50.0%
嚴
30.0%
緊
10.0%
酷
10.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
厳
(逆引き)
能登では、産婦のまだ七十五日を過ぎないものを、(あの姉さんは、まだ小屋の
中
(
うち
)
、)と言う
習慣
(
ならわし
)
のあるくらい、黒島の
赤神
(
しゃくじん
)
は
赤神様
(
あかがみさま
)
と申して
荒神
(
あらがみ
)
で、
厳
(
きびし
)
く不浄を嫌わるる。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きびし(厳)の例文をもっと
(5作品)
見る
嚴
(逆引き)
以てサア有體に
云々
(
いへ/\
)
と
嚴
(
きびし
)
く
打擲
(
うちたゝ
)
き種々手を
替
(
かへ
)
責
(
せむ
)
ると雖もお島は更に
屈
(
くつ
)
せず後には
眼
(
まなこ
)
を
閉
(
とぢ
)
て一向に物を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
きびし(嚴)の例文をもっと
(3作品)
見る
緊
(逆引き)
今は
堪
(
た
)
へ難くて声も立ちぬべきに、始めて人目あるを
暁
(
さと
)
りて
失
(
しな
)
したりと思ひたれど、
所為無
(
せんな
)
くハンカチイフを
緊
(
きびし
)
く目に
掩
(
あ
)
てたり。静緒の
驚駭
(
おどろき
)
は謂ふばかり無く
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
その
眼色
(
まなざし
)
は
怨
(
うらみ
)
の
鋩
(
きつさき
)
を
露
(
あらは
)
して、男の面上を貫かんとやうに
緊
(
きびし
)
く見据ゑたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
きびし(緊)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
酷
(逆引き)
この頃の貞之進の
挙止
(
ようす
)
が尋常でないので、かつて貞之進をせびり続けた
悪太原
(
あくたばら
)
の如きに至っては、一層
酷
(
きびし
)
く嘲けりこそすれ白銅
一箇
(
ひとつ
)
快くは貸して呉ぬので、貞之進はたゞ怒り易い一方にのみ傾いて
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
きびし(酷)の例文をもっと
(1作品)
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