“いかめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イカメ
語句割合
81.9%
13.3%
1.2%
厳格1.2%
嚴格1.2%
威厳1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
合撒児カッサルを先頭に、忽必来クビライ速不台スブタイ、小姓巴剌帖木パラテム、その他参謀等多勢、いかめしき武装にて馳せ入り、成吉思汗ジンギスカンの前に整列する。
セルの被布ひふを催促する爲めである。その洋服店と呉服店とは、いづれも高い西洋建てで、賑やかな街の兩角りやうかどを占領して、いかめしく分立してゐる。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
いかめしい劒岳がドッカと腰を据えている。
黒部川奥の山旅 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
新見はぼんやり厳格いかめしい門の前に立つて、通りの人を見るでもなく、また別に考へるでもなく、意味なしに時を過して居たが、不図気がついたのは福島橋の方から走つてくる二人の子供である。
さア、やれ、よるよ、くろづくめのきものた、るから眞面目まじめな、嚴格いかめしい老女らうぢょどの、はやをしへてたも、清淨無垢しゃうじゃうむくみさをふたけたこの勝負しょうぶける工夫くふうをしへてたも。
頬髯の生えた威厳いかめしい男でした。