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挙止
ふりがな文庫
“挙止”のいろいろな読み方と例文
旧字:
擧止
読み方
割合
きょし
61.1%
とりなし
11.1%
ものごし
11.1%
とりなり
5.6%
ふるまひ
5.6%
ようす
5.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょし
(逆引き)
一家中という大勢から
遊離
(
ゆうり
)
して、一藩の主脳でも一列の主体者でもない、
孤
(
みなしご
)
のごとき一箇の人間として
挙止
(
きょし
)
するような姿がまま見られた。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
挙止(きょし)の例文をもっと
(11作品)
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とりなし
(逆引き)
「いゝえよ、吾妻はこゝで死んだんだ。」小倉はしみ/″\した
挙止
(
とりなし
)
で「火に追われて小梅からこゝへ逃げたんだ。——土手へさえ出ればいゝと思ったのがあの男の運の
尽
(
つき
)
だったんだ。」
春泥
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
挙止(とりなし)の例文をもっと
(2作品)
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ものごし
(逆引き)
女主人などは、あの子をまるで
非人
(
ペエリア
)
扱いにしていますが、でも、あの子は王族の血でもひいてるような
挙止
(
ものごし
)
をしています。
小公女
(新字新仮名)
/
フランシス・ホジソン・エリザ・バーネット
(著)
挙止(ものごし)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
とりなり
(逆引き)
挙止
(
とりなり
)
侠
(
きゃん
)
にして、人を
怯
(
おそ
)
れざる
気色
(
けしき
)
は、
世磨
(
よず
)
れ、場慣れて、
一条縄
(
ひとすじなわ
)
の
繋
(
つな
)
ぐべからざる魂を表わせり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
挙止(とりなり)の例文をもっと
(1作品)
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ふるまひ
(逆引き)
さきのとし玉山翁が
梓行
(
しかう
)
せられし
軍物語
(
いくさものがたり
)
の画本の中に、越後の雪中にたゝかひしといふ
図
(
づ
)
あり。文には
深雪
(
みゆき
)
とありて、しかも十二月の事なるに、ゑがきたる
軍兵
(
ぐんびやう
)
どもが
挙止
(
ふるまひ
)
を見るに雪は
浅
(
あさ
)
く見ゆ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
挙止(ふるまひ)の例文をもっと
(1作品)
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ようす
(逆引き)
この頃の貞之進の
挙止
(
ようす
)
が尋常でないので、かつて貞之進をせびり続けた
悪太原
(
あくたばら
)
の如きに至っては、一層
酷
(
きびし
)
く嘲けりこそすれ白銅
一箇
(
ひとつ
)
快くは貸して呉ぬので、貞之進はたゞ怒り易い一方にのみ傾いて
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
挙止(ようす)の例文をもっと
(1作品)
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“挙止”の意味
《名詞》
挙動。立ち居振舞い。
(出典:Wiktionary)
挙
常用漢字
小4
部首:⼿
10画
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
“挙止”で始まる語句
挙止動作
検索の候補
挙止動作
“挙止”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
斎藤緑雨
山東京山
吉川英治
久保田万太郎
有島武郎
長谷川時雨
泉鏡花
岡本綺堂