挙止とりなし)” の例文
旧字:擧止
「いゝえよ、吾妻はこゝで死んだんだ。」小倉はしみ/″\した挙止とりなしで「火に追われて小梅からこゝへ逃げたんだ。——土手へさえ出ればいゝと思ったのがあの男の運のつきだったんだ。」
春泥 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
その物言いもはきはきしていて、その挙止とりなしも愛らしかった。