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とりなし
ふりがな文庫
“とりなし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
執成
46.2%
取做
15.4%
取成
7.7%
挙止
7.7%
接待
7.7%
執做
3.8%
姿態
3.8%
態度
3.8%
擧止
3.8%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
執成
(逆引き)
迚
(
とて
)
も
御利生
(
ごりしやう
)
のない
處
(
ところ
)
を、
御新姐樣
(
ごしんぞさま
)
のお
執成
(
とりなし
)
で、
些
(
ちつ
)
と
纏
(
まと
)
まつた
草鞋錢
(
わらぢせん
)
を
頂戴
(
ちやうだい
)
する、と
其
(
そ
)
の
足
(
あし
)
で
新地入
(
しんちばひ
)
りでござります。
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
とりなし(執成)の例文をもっと
(12作品)
見る
取做
(逆引き)
無成算な、その日その日の無駄な働きに、一夏を過して来たお島は、習慣でそうして来た隠居の機嫌取や、親子の間の争闘の
取做
(
とりなし
)
にも疲れていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
とりなし(取做)の例文をもっと
(4作品)
見る
取成
(逆引き)
にこにこ笑いながら、
縮緬雑魚
(
ちりめんざこ
)
と、
鰈
(
かれい
)
の
干物
(
ひもの
)
と、とろろ
昆布
(
こんぶ
)
の
味噌汁
(
みそしる
)
とで
膳
(
ぜん
)
を出した、物の
言振
(
いいぶり
)
取成
(
とりなし
)
なんど、いかにも、
上人
(
しょうにん
)
とは
別懇
(
べっこん
)
の間と見えて、
連
(
つれ
)
の私の
居心
(
いごころ
)
のいいといったらない。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
とりなし(取成)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
挙止
(逆引き)
その物言いもはきはきしていて、その
挙止
(
とりなし
)
も愛らしかった。
中国怪奇小説集:05 酉陽雑爼(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
とりなし(挙止)の例文をもっと
(2作品)
見る
接待
(逆引き)
清吉酔ふては
撿束
(
しまり
)
なくなり、砕けた源太が
談話
(
はなし
)
ぶり
捌
(
さば
)
けたお吉が
接待
(
とりなし
)
ぶりに何時しか遠慮も打忘れ、
擬
(
さ
)
されて
辞
(
いな
)
まず受けては突と干し
酒盞
(
さかづき
)
の数重ぬるまゝに、
平常
(
つね
)
から可愛らしき紅ら顔を一層
沢〻
(
みづ/\
)
と
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
とりなし(接待)の例文をもっと
(2作品)
見る
執做
(逆引き)
「いえ、それならばまだしも、実は度々当家からのご催促に、仙石家でもお
執做
(
とりなし
)
下されたのでござるが、不意に今朝姿を隠してしまった由でござります」
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とりなし(執做)の例文をもっと
(1作品)
見る
姿態
(逆引き)
朱色の上に桜の色の
汗袗
(
かざみ
)
を着せ、下には薄色の厚織の
袙
(
あこめ
)
、浮き模様のある
表袴
(
おもてばかま
)
、
肌
(
はだ
)
には
槌
(
つち
)
の打ち目のきれいなのをつけさせ、身の
姿態
(
とりなし
)
も優美なのが選ばれたわけであった。
源氏物語:35 若菜(下)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
とりなし(姿態)の例文をもっと
(1作品)
見る
態度
(逆引き)
ぷんと匂う香料の香や「
乳母
(
ばあ
)
や」と呼んで振り返ったその
態度
(
とりなし
)
の
優艶
(
やさし
)
さには言葉に尽くせない品がある。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
とりなし(態度)の例文をもっと
(1作品)
見る
擧止
(逆引き)
加之
(
それに
)
擧止
(
とりなし
)
がおツとりしてゐたのと、
割合
(
わりあい
)
に氣さくであツたのと、顔が綺麗だツたのとで、書生さん
等
(
たち
)
は來る度に、喰はずとも
交々
(
かはる/\
)
幾らかづゝ菓子を購ツて遺ツた。
昔の女
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
とりなし(擧止)の例文をもっと
(1作品)
見る
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ようす
ものごし
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しな
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ふり