“鰈”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かれい82.2%
かれひ8.9%
がれい4.4%
ひらめ2.2%
まこ2.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鰈”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 釣魚 遊猟3.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
定「何もございませんが、いつもの魚屋がかれいを持ってまいりました、珍らしい事で、鰈を取って置きました」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
小指にはまった指環が暑い日光に光ってひっこんだ。日本女の前にレモンをそえたドーヴァかれいのフライが置かれた。
ロンドン一九二九年 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
「何だ。親に向かつてそんな眼をするやつがあるか。そんな眼で親をにらむ奴は、今にかれひになつてしまふから見とれつ。」
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
『近頃、わしの釣るかれひは全部真白だよ、この頃の海の水は非常にきれいになつた、それで鰈の奴も白くなつたのだらう——』と言ふのでした、仲間の漁師は考へた。
小熊秀雄全集-14:童話集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
真っ暗な床の上に、がれいのように、俯ッしていた郁次郎は、悪夢からさめたように、ふと、頭だけをもたげた。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
病人は、がれいのように平たくなって、昏睡こんすいしていた。枕元には、せんぐすりも見えない。うす寒い空気と壁があるだけで、台所にも、一粒の米粒すらなさそうである。
治郎吉格子 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また魚類がみなはなはだ多数の卵を生むことはたれも知っていることで、たいひらめ煮肴にざかなを食うときに卵粒の多いのを見て今さらのごとくに驚くこともしばしばあるが
生物学より見たる教育 (新字新仮名) / 丘浅次郎(著)
——この四五年しごねん浦安うらやすつりがさかつて、沙魚はぜがわいた、まこはひつたと、乘出のりだすのが、押合おしあひ、へしあひ
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)