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鰈
ふりがな文庫
“鰈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かれい
82.4%
かれひ
7.8%
がれい
5.9%
ひらめ
2.0%
まこ
2.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれい
(逆引き)
どれも小さなほど愛らしく、
器
(
うつわ
)
もいずれ
可愛
(
かわい
)
いのほど
風情
(
ふぜい
)
があって、その
鯛
(
たい
)
、
鰈
(
かれい
)
の並んだ
処
(
ところ
)
は、雛壇の奥さながら、竜宮を
視
(
み
)
るおもい。
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鰈(かれい)の例文をもっと
(42作品)
見る
かれひ
(逆引き)
『近頃、わしの釣る
鰈
(
かれひ
)
は全部真白だよ、この頃の海の水は非常にきれいになつた、それで鰈の奴も白くなつたのだらう——』
小熊秀雄全集-14:童話集
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
鰈(かれひ)の例文をもっと
(4作品)
見る
がれい
(逆引き)
真っ暗な床の上に、
乾
(
ほ
)
し
鰈
(
がれい
)
のように、俯ッ
伏
(
ぷ
)
していた郁次郎は、悪夢からさめたように、ふと、頭だけをもたげた。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鰈(がれい)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ひらめ
(逆引き)
鯛
(
たい
)
や
鰈
(
ひらめ
)
の
煮肴
(
にざかな
)
を食うときに卵粒の多いのを見て今さらのごとくに驚くこともしばしばあるが、正月の儀式に用いるカズノコのごときも実は「ニシン」という魚の卵塊で、卵の粒の数が非常に多いから
生物学より見たる教育
(新字新仮名)
/
丘浅次郎
(著)
鰈(ひらめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
まこ
(逆引き)
あゝ、
默
(
だま
)
り
默
(
だま
)
り。——あの
高橋
(
たかばし
)
を
出
(
で
)
る
汽船
(
きせん
)
は
大變
(
たいへん
)
な
混雜
(
こんざつ
)
ですとさ。——この
四五年
(
しごねん
)
浦安
(
うらやす
)
の
釣
(
つり
)
がさかつて、
沙魚
(
はぜ
)
がわいた、
鰈
(
まこ
)
が
入
(
はひ
)
つたと、
乘出
(
のりだ
)
すのが、
押合
(
おしあひ
)
、へし
合
(
あひ
)
。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鰈(まこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鰈(カレイ)”の解説
カレイ(鰈)は、カレイ目カレイ科に分類される魚類の総称である。
(出典:Wikipedia)
鰈
漢検1級
部首:⿂
20画
水生動物関連の漢字
黒鯛
鶏魚
鱸
鱶
鱧
鱠
鱚
鱒
鱈
鰻
鰺
鰹
鰯
鰮
鰥
鰤
鰡
鰕
鰒
鰐
...
“鰈”を含む語句
干鰈
柳鰈
小鰈
石鰈
篠鰈
若狭鰈
若狹鰈
鰈魚
“鰈”のふりがなが多い著者
佐藤惣之助
梅崎春生
小林多喜二
江見水蔭
三遊亭円朝
横光利一
泉鏡花
泉鏡太郎
南方熊楠
丘浅次郎