“まこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
70.0%
真子10.0%
魔子10.0%
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と云ふと橋本がソラ見よ皆来て誤れ/\、と云つて、此奴は一番酔つた奴、彼奴は二番三番と一々指さすと皆平伏してまことに悪うご座りましたと誤つて居りました。
千里駒後日譚 (新字旧仮名) / 川田瑞穂楢崎竜川田雪山(著)
命じ近侍真子まこ平馬に膳を持たせ、立ながら数椀喫せられ、食終て公舒々と諸軍に向い、最早皆々満腹すれば討死しても餓鬼道へはちず、死出の山を越して直ちに閻魔の庁に入るべし
大阪夏之陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
先日廿五日に女児出産魔子まこと名づけました。
あゝ、だまだまり。——あの高橋たかばし汽船きせん大變たいへん混雜こんざつですとさ。——この四五年しごねん浦安うらやすつりがさかつて、沙魚はぜがわいた、まこはひつたと、乘出のりだすのが、押合おしあひ、へしあひ
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)