トップ
>
がれい
ふりがな文庫
“がれい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鰈
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鰈
(逆引き)
真っ暗な床の上に、
乾
(
ほ
)
し
鰈
(
がれい
)
のように、俯ッ
伏
(
ぷ
)
していた郁次郎は、悪夢からさめたように、ふと、頭だけをもたげた。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そうかと思う、
兆
(
しるし
)
を見せて下すった、天道様の
思召
(
おぼしめし
)
じゃ、まんざら、熱海を海になすって、八兵衛
鯛
(
だい
)
、理右衛門
鰈
(
がれい
)
、鉄蔵
鰒
(
ふぐ
)
、正助
章魚
(
だこ
)
なんぞに、こちとらを遊ばそうというわけでもあるまい。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
病人は、
干
(
ほ
)
し
鰈
(
がれい
)
のように平たくなって、
昏睡
(
こんすい
)
していた。枕元には、
煎
(
せん
)
じ
薬
(
ぐすり
)
も見えない。うす寒い空気と壁があるだけで、台所にも、一粒の米粒すらなさそうである。
治郎吉格子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
がれい(鰈)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
かれい
かれひ
ひらめ
まこ