“執成”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりな65.8%
とりなし31.6%
つくろひ2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今更兎角とかく執成とりなしは御聴入れも可無之これなかるべく、重々御立腹の段察入さっしいり候え共、いささか存じ寄りの儀も有之これあり、近日美佐子同道御入来被下間敷候哉ごじゅらいくだされまじくそうろうや
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
秋月様へお目通りを願いまして、おかみへ宜しくお執成とりなしを願いますれば拙者も慾ばかりではござらん、先祖へ対して此の上ない孝道かと存じますで
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
介添の「愛」の執成つくろひ無かりせば
歌よ、ねがふは (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)