“つくろひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
修繕28.6%
28.6%
化粧14.3%
口繕14.3%
執成14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何を仰有るのです、先生、靴の修繕つくろひ位だつたら、何処の靴屋にも出来るぢやありませんか。」
茶山の集を繙閲はんえつすれば、宴飲の盛なることは秋冬の交が尤甚しかつた。此時に当つて綻びたきぬつくろひ、朝夕の飲饌の世話などは、蘭軒の家が主としてこれに当つてゐたらしい。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
おさへ少し辛抱しんばうして居らるゝと屹度きつと出世しゆつせも出來まする其御邸と申のは至つて風儀ふうぎよいとの事傍輩衆はうばいしうも大勢有て御奇麗きれいずきの方々ゆゑ毎日朝から化粧つくろひが御奉公安心なる物なりと口から出次第でしだい喋舌立しやべりたてるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さうして十分に口繕つくろひをした上舌を出して唇を嘗めた。春三郎は其舌を見て驚いた。
介添の「愛」の執成つくろひ無かりせば
歌よ、ねがふは (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)