“しゆうぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
愁然33.3%
修繕33.3%
愀然33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひながらいましもなつかしき母君はゝぎみうわさでたるに、にしことどもおもおこして、愁然しゆうぜんたる日出雄少年ひでをせうねん頭髮かしらでつゝ
さきほどより愁然しゆうぜんかうべれて、丁度ちやうど死出しで旅路たびぢひとおくるかのごとく、しきりになみだながしてる。
この土器どき石器せつきおなじように、あるひは石器せつきよりもより以上いじように、一度いちど破損はそんした場合ばあひはとうてい修繕しゆうぜん出來できない。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
愀然しゆうぜんトシテ襟ヲ正シ、危坐シテ客ニ問テいはク、何スレゾ其レしかルヤ、客ノ曰ク、月明ラカニ星稀ニ、烏鵲うじやく南ニ飛ブハ此レ曹孟徳ガ詩ニアラズヤ、西ノカタ夏口ヲ望ミ、東ノカタ武昌ヲ望メバ
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)