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死出
ふりがな文庫
“死出”の読み方と例文
読み方
割合
しで
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しで
(逆引き)
今頃は
死出
(
しで
)
の山路で峠越しでもやっておらなければならなかったが、幸いなるかな、身に
寸毫
(
すんごう
)
の傷だも負わずして、危うき一命を取り止めた。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
うまくランデブーすれば、
雄蝉
(
おすぜみ
)
は
莞爾
(
かんじ
)
として
死出
(
しで
)
の
旅路
(
たびじ
)
へと急ぎ、
憐
(
あわ
)
れにも木から落ちて
死骸
(
しがい
)
を地に
曝
(
さら
)
し、
蟻
(
あり
)
の
餌
(
え
)
となる。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
以て明朝
君
(
きみ
)
には
御切腹
(
ごせつぷく
)
悴
(
せがれ
)
忠右衞門も自害致し
死出
(
しで
)
三途
(
さんづ
)
の
露拂
(
つゆはら
)
ひ
仕
(
つかま
)
つるとの事武士の妻が
御切腹
(
ごせつぷく
)
の事兼て
覺悟
(
かくご
)
には御座候へども君に
御別
(
おんわか
)
れ申其上
愛子
(
あいし
)
に
先立
(
さきだた
)
れ何を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
死出(しで)の例文をもっと
(15作品)
見る
“死出”の意味
《名詞》
死んであの世へ旅立つこと。
(出典:Wiktionary)
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“死”で始まる語句
死
死骸
死人
死屍
死際
死霊
死去
死亡
死様
死別
検索の候補
生死出離
出離生死
“死出”のふりがなが多い著者
巌谷小波
鈴木鼓村
押川春浪
徳冨蘆花
壺井栄
牧野富太郎
作者不詳
上田敏
竹久夢二
中里介山