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三途
ふりがな文庫
“三途”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さんず
75.6%
さんづ
24.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんず
(逆引き)
怨霊
(
おんりょう
)
のやつめ、
三途
(
さんず
)
の川で見当まちげえやがって、お門違いのおひざもとへ迷ってきやがったかもしれませんぜ。ええ、そうですよ。
右門捕物帖:23 幽霊水
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
その翌日は非常に
厳
(
きつ
)
い坂で
三途
(
さんず
)
の
脱
(
のが
)
れ坂というのを
踰
(
こ
)
えねばならん。ところが幹事は誠に親切な人でヤクを貸して上げましょうという。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
三途(さんず)の例文をもっと
(31作品)
見る
さんづ
(逆引き)
或
(
ある
)
龕
(
がん
)
の中へ身を片寄せて二三
間
(
げん
)
後
(
あと
)
に成つて居る和田さんと
良人
(
をつと
)
とを待ち合せた時、幼い時に聞いた
三途
(
さんづ
)
の河の
道連
(
みちづれ
)
の話を思ひ出すのであつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
以て明朝
君
(
きみ
)
には
御切腹
(
ごせつぷく
)
悴
(
せがれ
)
忠右衞門も自害致し
死出
(
しで
)
三途
(
さんづ
)
の
露拂
(
つゆはら
)
ひ
仕
(
つかま
)
つるとの事武士の妻が
御切腹
(
ごせつぷく
)
の事兼て
覺悟
(
かくご
)
には御座候へども君に
御別
(
おんわか
)
れ申其上
愛子
(
あいし
)
に
先立
(
さきだた
)
れ何を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
三途(さんづ)の例文をもっと
(10作品)
見る
“三途(三悪趣)”の解説
三悪趣(さんあくしゅ)とは、仏教において、悪行を重ねた人間が死後に「趣く」といわれる3つの下層世界(地獄・餓鬼・畜生の3つ)を指す。三悪道(さんあくどう)、あるいは三悪、また三途(三塗とも、さんづ / さんず)などともいう。
浄土宗では「さんなくしゅ / さんなくどう」、浄土真宗 / 真宗では「さんまくしゅ / さんまくどう」と読み慣わす。
(出典:Wikipedia)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
“三途”で始まる語句
三途川
三途河
三途笠
三途川原
三途無量
検索の候補
三途川
三途河
三途笠
三途川原
三途無量
未可得離三途身
“三途”のふりがなが多い著者
相馬泰三
幸徳秋水
与謝野寛
徳冨蘆花
橘外男
岩野泡鳴
ロマン・ロラン
作者不詳
樋口一葉
中里介山