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つくろ
ふりがな文庫
“つくろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
繕
92.6%
修繕
3.0%
粧
1.0%
膳
1.0%
装
0.5%
修築
0.5%
扮
0.5%
補
0.5%
補綴
0.5%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
繕
(逆引き)
欽吾の財産を欽吾の方から無理に藤尾に譲るのを、
厭々
(
いやいや
)
ながら受取った顔つきに、文明の手前を
繕
(
つくろ
)
わねばならぬ。そこで謎が
解
(
と
)
ける。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
つくろ(繕)の例文をもっと
(50作品+)
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修繕
(逆引き)
後で
修繕
(
つくろ
)
ひでもしたらしい繼目があるのに、その
細工
(
さいく
)
が精巧を極め、珠は固く定着して、一寸したことでは取れさうもなく、その上、珠の發する光りが、冷い焔となつて
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
つくろ(修繕)の例文をもっと
(6作品)
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粧
(逆引き)
眼の前では我が
指揮
(
さしづ
)
に従ひ働くやうなれど、蔭では勝手に
怠惰
(
なまけ
)
るやら
譏
(
そし
)
るやら散〻に茶にして居て、
表面
(
うはべ
)
こそ
粧
(
つくろ
)
へ誰一人真実仕事を好くせうといふ意気組持つて仕てくるゝものは無いは、ゑゝ情無い
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
つくろ(粧)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
膳
(逆引き)
黒く
煤
(
すゝ
)
けた天井を洗つたり、破れた壁をざつと紙で
貼
(
は
)
つて
膳
(
つくろ
)
つたり、
囲炉裏
(
ゐろり
)
の縁を削つたり、畳を取り替へたりして、世話人達は新しい住職のやつて来るのを待つた。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
つくろ(膳)の例文をもっと
(2作品)
見る
装
(逆引き)
とは言ふものゝ、何気ない様子を
装
(
つくろ
)
つて、自分は座蒲団を敷いて座り、客には白い毛布を四つ畳みにして
薦
(
すゝ
)
めた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
『恐しい世の中だ』——斯う考へ乍ら、あの夫婦の暗い秘密を自分の身に引比べると、さあ何となく気懸りでならない。やがて、
故意
(
わざ
)
と無頓着な様子を
装
(
つくろ
)
つて、ぶらりと休茶屋の外へ出て眺めた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
つくろ(装)の例文をもっと
(1作品)
見る
修築
(逆引き)
あのお
館
(
やかた
)
は、そういっちゃ悪いが、
落魄
(
おちぶ
)
れ
藤家
(
とうけ
)
の、貧乏
公卿
(
くげ
)
で、ご全盛の平家とちがい、
築地
(
ついじ
)
の
崩
(
くず
)
れも
修築
(
つくろ
)
えぬくらいだが、それでいて、俺たちが、お台所へ物乞いに行っても
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
つくろ(修築)の例文をもっと
(1作品)
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扮
(逆引き)
社會の現象、時代の傾向は國民大多數の心理を示すものだから、つまり
斯
(
か
)
う云ふ風な表面の體裁ばかり
扮
(
つくろ
)
つて居る市街の外觀は、一個人の生涯とすれば恐しい道徳の廢頽だと思はなければならない。
新帰朝者日記
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
つくろ(扮)の例文をもっと
(1作品)
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補
(逆引き)
私達親子のものが移ろうとした新しい巣は、着いて見ると、
漸
(
ようやく
)
く工事を終ったばかりで、まだ大工が一人二人入って、そこここを
補
(
つくろ
)
っているところであった。
芽生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
つくろ(補)の例文をもっと
(1作品)
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補綴
(逆引き)
其時は男盛りの
漁夫
(
れふし
)
と船頭親子と一緒だつた。鰹の取れる頃には、其邊は人で埋まるとか、其日は
闃寂
(
しんかん
)
としたもので、蝦網などが干してあつて、二三の隱居が暢氣に網を
補綴
(
つくろ
)
つて居た。
伊豆の旅
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
つくろ(補綴)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
つく
よそお
なり
いでたち
こしら
いで
つくろい
つくろひ
なほ
なお