“しうぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
愁然50.0%
修繕33.3%
愀然16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたへに一ぽんえのきゆ、年經としふ大樹たいじゆ鬱蒼うつさう繁茂しげりて、ひるふくろふたすけてからすねぐらさず、夜陰やいんひとしづまりて一陣いちぢんかぜえだはらへば、愁然しうぜんたるこゑありておうおうとうめくがごとし。
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
勿論もちろんこれ雜作ざふさことですが、れには別室べつしつ修繕しうぜんえうすると其事そのことです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
匈奴きようどにして昭君せうくんを愛するも、昭君あに馬に乗るのうらみあらむや。その愀然しうぜんとして胡国ここくとつぎたるもの、匈奴が婚をひたるにほかならず。
愛と婚姻 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)