修繕つくろひ)” の例文
処々に小さな砂丘が出来て居て、その一つの蔭に十五六人の漁師等が網を引き合つて、修繕つくろひをしてゐる。風が烈しく吹いてぱら/\、ぱら/\砂山から砂を吹き掛ける。
伊良湖の旅 (新字旧仮名) / 吉江喬松(著)
「何を仰有るのです、先生、靴の修繕つくろひ位だつたら、何処の靴屋にも出来るぢやありませんか。」