“酷(きびし)” の例文
この頃の貞之進の挙止(ようす)が尋常でないので、かつて貞之進をせびり続けた悪太原(あくたばら)の如きに至っては、一層酷(きびし)く嘲けりこそすれ白銅一箇(ひとつ)快くは貸して呉ぬので、貞之進はたゞ怒り易い一方にのみ傾いて
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)