トップ
>
苛酷
ふりがな文庫
“苛酷”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かこく
87.1%
きび
2.9%
いらひど
2.9%
ひど
2.9%
いぢめ
1.4%
ひどい
1.4%
むごき
1.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かこく
(逆引き)
高張提灯の薄暗い灯の下に、五六十人も押し重つた町内の人達も、あまりの
苛酷
(
かこく
)
な
情景
(
シーン
)
に眼を反けて、非難の囁やきを波打たせます。
銭形平次捕物控:003 大盗懺悔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
苛酷(かこく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
きび
(逆引き)
その弁護士は滝の名も聞いたことがないと答えたので、老婦人は主人や岸本を前に置いて平素にない
苛酷
(
きび
)
しい調子を出して言った。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
苛酷(きび)の例文をもっと
(2作品)
見る
いらひど
(逆引き)
水には
稜
(
かど
)
無けれども氷には稜ある道理で、恐ろしい鋭さと固さとを以て、或點に對しては嚴しくもまた
苛酷
(
いらひど
)
く強く働くものである。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
苛酷(いらひど)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ひど
(逆引き)
そこで銀行の連中がこういう時だと思って、その六千円を差押えて了った……到頭俺は橋本の家の為に千五百円ばかり取られた——
苛酷
(
ひど
)
いことをする……何の為にその金が下ったと思うんだ。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
苛酷(ひど)の例文をもっと
(2作品)
見る
いぢめ
(逆引き)
付て奉公せよ一日も早く
能
(
よき
)
お客に請出され斯々云所へ
片付
(
かたづき
)
しと
云越
(
いひこ
)
して悦ばせよ
呉々
(
くれ/″\
)
も
機嫌
(
きげん
)
よく奉公し
傍輩達
(
はうばいたち
)
と
仲能
(
なかよう
)
して
苛酷
(
いぢめ
)
られぬ樣にせよはしたなき事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
苛酷(いぢめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひどい
(逆引き)
打けるにウンと言て其
儘
(
まゝ
)
悶絶
(
もんぜつ
)
なせしかば茂助は驚き
先生
(
せんせい
)
苛酷
(
ひどい
)
ことをされたり夫では爰には居ぬに
違
(
ちが
)
ひも有めへ
敵
(
かたき
)
は
幸手
(
さつて
)
の三五郎と知れて
居
(
ゐる
)
からは先々親分の死骸を葬り相手に油斷を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
苛酷(ひどい)の例文をもっと
(1作品)
見る
むごき
(逆引き)
下
(
さげ
)
て
貰
(
もら
)
ひ度思は
道理
(
もつとも
)
なり
嘸
(
さぞ
)
其方が心には
殘念
(
ざんねん
)
なる事にあらん是も
所謂
(
いはゆる
)
過去
(
くわこ
)
の約束
事
(
ごと
)
ならんか然共餘り
苛酷
(
むごき
)
仕方
(
しかた
)
ゆゑ其方が
胸中
(
きようちう
)
察
(
さつ
)
し入る尤も嘉川家の事に就て
大分
(
たいぶん
)
入組たる筋あれば
近々
(
きん/\
)
に
評定
(
ひやうぢやう
)
も是有るべしシテ又其方が願ひし時娘の死骸
何
(
なん
)
として渡さばやと尋ねられしかば吉兵衞
涙
(
なみだ
)
に
咽
(
むせ
)
びながら其儀は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
苛酷(むごき)の例文をもっと
(1作品)
見る
苛
常用漢字
中学
部首:⾋
8画
酷
常用漢字
中学
部首:⾣
14画
“苛”で始まる語句
苛
苛立
苛々
苛責
苛烈
苛辣
苛斂誅求
苛苛
苛税
苛政
検索の候補
悪辣苛酷
辛辣苛酷
“苛酷”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
島木健作
アントン・チェーホフ
吉川英治
小林多喜二
作者不詳
新渡戸稲造
谷崎潤一郎
内田魯庵
幸田露伴