苛酷ひど)” の例文
そこで銀行の連中がこういう時だと思って、その六千円を差押えて了った……到頭俺は橋本の家の為に千五百円ばかり取られた——苛酷ひどいことをする……何の為にその金が下ったと思うんだ。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
休みもくれぬ苛酷ひどい賦役。