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苛烈
ふりがな文庫
“苛烈”の読み方と例文
読み方
割合
かれつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれつ
(逆引き)
けれどその処分の
苛烈
(
かれつ
)
が、醜類の敵だけに止まらず、かよわい妻子
眷族
(
けんぞく
)
にまで及んだので、世人はその
酷
(
むご
)
たらしさに、みな
面
(
おもて
)
を
蔽
(
おお
)
った。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふい討ちであり
苛烈
(
かれつ
)
であった。削封が申し渡されて、はッと頭をあげたとき彼らの身分は
掌
(
てのひら
)
をひるがえすように失墜していた。無になっていた。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
おい、戦争がもっと
苛烈
(
かれつ
)
になって来て、にぎりめし一つを奪い合いしなければ生きてゆけないようになったら、おれはもう、生きるのをやめるよ。
たずねびと
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
苛烈(かれつ)の例文をもっと
(27作品)
見る
“苛烈”の意味
《名詞》
苛烈(かれつ)
厳しく激しいこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
苛
常用漢字
中学
部首:⾋
8画
烈
常用漢字
中学
部首:⽕
10画
“苛”で始まる語句
苛
苛立
苛々
苛責
苛酷
苛辣
苛斂誅求
苛苛
苛税
苛政
“苛烈”のふりがなが多い著者
本庄陸男
高見順
金森徳次郎
梅崎春生
亀井勝一郎
吉川英治
中島敦
谷崎潤一郎
太宰治
原民喜