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かれつ
ふりがな文庫
“かれつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
苛烈
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苛烈
(逆引き)
独軍の空襲は、分けても倫敦周辺の地区に於いて
苛烈
(
かれつ
)
を極めるであろうから、あの豪壮なカタリナの邸宅なども一朝にして
灰燼
(
かいじん
)
に帰するであろう。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
人間の、一番大切なものを失うことによって、そんな生活を確保するわけですね。思えば、こんな
苛烈
(
かれつ
)
な人生ってありますか。人間を失って、生活を得る。
桜島
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
何を? 何か、こう
苛烈
(
かれつ
)
なことを。自分の柄にもないことを。世界は一つの
誤謬
(
ごびゅう
)
であることに就いて、など。何故の誤謬? 別に
仔細
(
しさい
)
はない。私が作品を
巧
(
うま
)
く書けないから。
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
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