“灰燼”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かいじん79.6%
くわいじん16.3%
はい2.0%
クワイジン2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“灰燼”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術史 美術史40.0%
芸術・美術 > 工芸 > 工芸25.0%
文学 > 日本文学 > 記録 手記 ルポルタージュ2.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そこらの死者にも、灰燼かいじんにも、また生ける人影へも、秀吉は詫びつつ馬を歩ませていた。そのうちに彼は何を見かけたか、
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところでかく身命をつくして造営された大伽藍が、一朝にして灰燼かいじんに帰したのは、治承四年十二月二十八日のことである。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
……「このうちは燒ける。」と思ふと共に、灰燼くわいじんになつた屋敷跡の光景ありさまが彼れの心に浮んだ。
入江のほとり (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
勘次かんじはおつぎを相手あひて灰燼くわいじんあつめることに一にちつひやした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ことに依ると焼け死にはせぬかと、警察署の命令で、未だ鎮火しめりも切らぬ灰燼はいいて行くと、恰度、六畳の居間と勝手の境目に当る所に、俯向うつむけに成った、女の身体が半焦げに焼けて出て来た。
越後獅子 (新字新仮名) / 羽志主水(著)
——累代門跡ルヰダイモンゼキノ重宝モ、コノ夜、一灰燼クワイジンシタリ、と公卿日記はみな痛記している。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)