トップ
>
灰皿
ふりがな文庫
“灰皿”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はいざら
75.0%
はひざら
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はいざら
(逆引き)
背中でよりかかっていた家具の上から、機械的に一つの
灰皿
(
はいざら
)
をつかみ取って、口をききながら振り回した。秘書官の言ってる言葉が耳にはいった。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
すると机の上の
灰皿
(
はいざら
)
に、二三本吸いさしの
金口
(
きんぐち
)
がたまった時、まず大儀そうに梯子段を登る音がして、それから誰か
唐紙
(
からかみ
)
の向うへ立止ったけはいがすると
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
灰皿(はいざら)の例文をもっと
(6作品)
見る
はひざら
(逆引き)
道子
(
みちこ
)
は
廊下
(
らうか
)
の
突当
(
つきあた
)
りに
襖
(
ふすま
)
のあけたまゝになつた
奥
(
おく
)
の
間
(
ま
)
へ、
客
(
きやく
)
と
共
(
とも
)
に
入
(
はい
)
ると、
枕
(
まくら
)
二
(
ふた
)
ツ
並
(
なら
)
べた
夜具
(
やぐ
)
が
敷
(
し
)
いてあつて、
窓
(
まど
)
に
沿
(
そ
)
ふ
壁際
(
かべぎは
)
に
小形
(
こがた
)
の
化粧鏡
(
けしやうかゞみ
)
とランプ
形
(
がた
)
のスタンドや
灰皿
(
はひざら
)
。
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
花魁
(
おいらん
)
の道具のやうな、長い
煙管
(
きせる
)
を好きで、夏煙管とか言つて自慢にして居りましたが、
灰皿
(
はひざら
)
が燒けるほど煙草を吸つても、少しも熱くならないのが自慢だ相で、その邊にも確か
銭形平次捕物控:297 花見の留守
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
灰皿(はひざら)の例文をもっと
(2作品)
見る
“灰皿”の解説
灰皿(はいざら 英:Ashtray)とは、主にタバコを喫煙する際に出た灰を入れるためのものである。
(出典:Wikipedia)
灰
常用漢字
小6
部首:⽕
6画
皿
常用漢字
小3
部首:⽫
5画
日用品
麺棒
鬲
髑髏杯
飯盒
飯櫃
食器棚
食器
風呂敷
陶磁器
防虫剤
銚子
銅壷
鉄瓶
針
重箱
酒器
道具箱
財布
袱紗
衣桁
...
“灰”で始まる語句
灰色
灰
灰汁
灰燼
灰吹
灰神楽
灰汁桶
灰白
灰白色
灰塵
“灰皿”のふりがなが多い著者
永井壮吉
ロマン・ロラン
徳田秋声
夏目漱石
永井荷風
野村胡堂
寺田寅彦
芥川竜之介