“灰皿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はいざら75.0%
はひざら25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
背中でよりかかっていた家具の上から、機械的に一つの灰皿はいざらをつかみ取って、口をききながら振り回した。秘書官の言ってる言葉が耳にはいった。
すると机の上の灰皿はいざらに、二三本吸いさしの金口きんぐちがたまった時、まず大儀そうに梯子段を登る音がして、それから誰か唐紙からかみの向うへ立止ったけはいがすると
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
道子みちこ廊下らうか突当つきあたりにふすまのあけたまゝになつたおくへ、きやくともはいると、まくらふたならべた夜具やぐいてあつて、まど沿壁際かべぎは小形こがた化粧鏡けしやうかゞみとランプがたのスタンドや灰皿はひざら
吾妻橋 (新字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)
花魁おいらんの道具のやうな、長い煙管きせるを好きで、夏煙管とか言つて自慢にして居りましたが、灰皿はひざらが燒けるほど煙草を吸つても、少しも熱くならないのが自慢だ相で、その邊にも確か